はい、大きく息を吸ってー、そう、はい止めて。
そしてスマイルよ。ニコッと笑ってー。はい、よーし。
では、もう一度初めからやってみようか。笑い方を忘れないようにね。
「何、やってるわけ?スマイルだとか、深呼吸なんかして、何か劇団でも
入るの?審査基準にあるとか?」
違うのよー。なんか、面接対策なんだってー。いかに第一印象が大事かって
策を練っているみたいなのよねー。不自然なスマイルは印象悪いって、ね。
「なるほどねー。気持ち悪いもんね!」
キャーお父さんが水虫なんだって~。嫌~だよ。
わたしまでうつるじゃんね。お父さんはもう隔離するしか
ないよね。スリッパもバスタオルも何もかも別よ。もう、家族とは
思わないわ。あ~、友達来た時どうするのよ~。お泊りできないじゃん。
お父さんが水虫 治療してるって分かったらみんな遊びに来ないわよ~。
もう、お父さんたら、清潔にしてよね~。だから娘は苦労するのよ~。
お母さん、なんでお父さんなんかと結婚したの?失敗じゃないの~!!
ねぇ、わたしたち、もうお別れなの。どうすることもできないの? こんなに愛し合っているのにどうして別れるの。どこがいけなかったの。 もう一度考えなおしてみることはできないの? 「俺、思うんだ。いつかきっとお前と一緒になるって、そんな気がする、 だからそのためにも一度期間が必要だと思うんだよ。何ていったらいいか わからないけど、それが俺達にとって、今一番大切な事なんだよ。なんとなく お前も分かっているんだろう、これが一番、復縁 仕方的には良いってこと。」